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急にメールの送信だけができなくなる現象について(OP25Bの対策)

2006年2月20日 17時34分

大手プロバイダー各社で「Outbound Port 25 Blocking」と呼ばれるspam対策のためのSMTP通信(メールの送信に使用される)の遮断措置の導入が始まっております。

これが実施されますと、通常のSMTPポート(TCP/25番)を使用して当社サーバ経由でメールの送信ができなくなります。「受信はできるが、送信がエラーになる」場合はこの可能性をチェックしてください。
お客様がご利用のプロバイダー様で「Outbound Port 25 Blocking」に関する情報が掲載されている場合がございますので合わせてそちらもご覧ください。
回避する方法といたしましては、当社ではSMTP認証方式のサーバでポート番号587番(submissionポートと呼びます)がご利用いただけますのでSMTP認証方式＋ポート番号587番をご利用ください。
SMTP認証方式での送信時には次の４つの対応全てが必要になります。

SMTPサーバを smtp.お客様ドメイン名に変更する
メールソフトでSMTPポートを587番に変更する
メールソフトにSMTP認証用のアカウント・パスワードを設定する
コントロールパネルでパスワードを再設定する(※1)

※1 最近パスワードの変更を行われていない場合は、SMTP認証用のパスワードが設定されていない場合があります。パスワードの再設定により、SMTP認証に必要なパスワードも設定されます。
※2 特にコントロールパネルでのSMTP認証パスワードの設定(パスワードの再設定)をお忘れになるケースが多いようですのでご注意ください。

当社ホームページに掲載しているメールソフトの設定手順はSMTP認証方式に対応したものになっております。こちらを参考に設定をご変更ください。
メールソフトなどの設定マニュアル
また、コントロールパネルのメールアドレス設定画面ではアカウントごとの設定内容を記入したOutlookExpress/WindowsMail/Becky!の設定例を御覧いただくことができます。

ご不明な点がございましたら当社サポートデスクまたはご利用のプロバイダー様にお問い合わせください。